2026/05/08 09:18
毎回ではないのですが、
まるで宇宙空間にいるような感覚で、ただひたすらクッキーを作る日があります。
時間の感覚が消えて、
目の前のクッキーの形づくりだけに集中している。
神聖幾何学模様、メタトロンキューブのシートの上で、
満月、新月、星空を思い浮かべながら、無心で形作っていく。
そんな日に焼き上がったクッキーは、
私の中では「魔法がかかっている」と感じます。
感覚としては、大成功の日。
もちろん、毎回そうなるわけではありません。
「落ち着け、落ち着け」と自分に言い聞かせても、
なぜか気持ちがそわそわ浮ついている日もあります。
レンタルキッチンなので、時間との戦いになることもあります。
時計ばかり気になって、
「とにかく時間内に終わらせなきゃ」と焦ってしまう日も。
でも不思議なんです。
私のクッキーに限らず、
世の中には「魔法がかかっている」と感じるものがあります。
アクセサリー、化粧品、食べ物、服——。
そういうものに出会うと、心がふわっと躍る。
ただ“モノ”ではなく、
作った人の感覚や集中、祈りのようなものまで宿っている気がするのです。
クッキー作りの話に戻ると、
毎回「大成功」の状態で作れたらいいのですが、まだまだ修業中。
でも、あの感覚を知ってしまうと、またそこへ行きたくなる。
あれはきっと、瞑想状態に近いのだと思います。
もし「大成功の日」のクッキーを食べたら、
なにか少しだけ、違う次元の感覚を味わえるかもしれません。
……とはいえ、大成功の日でなくても、おいしい自信はありますのでご安心を。
これは、あくまで私自身の感覚のお話です。

